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アラル海

(地理)
あらるかい

[英] Aral Sea
アラル海は、カザフスタン・ウズベキスタン国境に位置する塩湖。
近年、灌漑などにより湖に流入する水量が減少したため、湖面の面積が急速に減少している。米航空宇宙局(NASA)の観測によると、2014年9月時点で、北部や西部を残して消滅しかかっており、東アラル海は完全に消失したことが明らかになった。
アラル海は、かつては琵琶湖の約100倍となる世界第4位の広さがあった。1960年代以降、当時の旧ソ連政府が農業用水の確保などのため、湖に注ぐ川を迂回させて大規模な取水をしたことなどで縮小が進んだ。
湖面は、小アラル海(北)と大アラル海(南)に分断。その後、大アラル海は東西に分かれた。2009年にも東側の湖面がほぼ干上がったが、翌年の多雨で持ち直していた。
今後もしばらくは、降雨量による湖面の広さの変動が続くとみられるが、湖水の減少とともに周辺の砂漠化が深刻化しているという。

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