司馬遼太郎の著作。
1986年3月、読売新聞社より刊行(ISBN:4643950447)
1989年4月、新潮文庫に収載(ISBN:4101152365)
普遍性があって便利で快適なものを生み出すのが文明であるとすれば、いまの地球上にはアメリカ以外にそういうモノやコト、もしくは思想を生みつづける地域はないのではないか。
――初めてこの地を旅した著者が、普遍的で合理的な「文明」と、むしろ不合理な、特定の集団(たとえば民族)でのみ通用する「文化」を見分ける独自の透徹した視点から、巨大な人工国家の全体像に迫る。
「BOOK」データベースより引用