[英] African Porcupine / Crested porcupine
[学名] Hystrix cristata
アフリカタテガミヤマアラシは、齧歯目ヤマアラシ科の哺乳類。
主に赤道より北のアフリカ大陸などのサバンナや森林、ステップ地帯などに棲息する。
体色は黒色や濃い茶褐色などで、ほかのヤマアラシと同様、特徴のある黒白のまだら模様の体の針は毛が変化したもので、この針は硬くて抜けやすい。
ヤマアラシ科の中でも攻撃性が強い種類で、敵には背中の針を立てて後ろ向きに突進して身を守る。この針に刺された傷がもとで死亡する肉食獣もいる。
主として夜行性で、昼間は地面に掘った巣穴などで休んでいる。
野生での寿命は12〜15年程度、飼育下では20年を超える。