Adolfo Bioy Casares
アルゼンチンの小説家。
1914年9月15日、生まれ。1999年3月8日、没。
SF的幻想小説を得意とする。その精巧に織り上げられた文体は高く評価され、代表作の一つ「モレルの発明」(1940年)はホルヘ・ルイス・ボルヘスから「完璧な小説」と讃えられるほどであり、現代ラテンアメリカ文学の傑作の一つとされる。その他、「空色のプロット」「ヒーローたちの夢」など。
ホルヘ・ルイス・ボルヘスの盟友で、「ドン・イシドロ・パロディ六つの難事件」「ブストス・ドメックのクロニクル」「天国・地獄百科」など共作も多い。
1990年、セルバンテス賞受賞。