サンソフト(サン電子)より1986年4月17日に発売されたファミリーコンピュータ用アクションゲーム。
Wii/ニンテンドー3DS/Wii Uのバーチャルコンソールで配信されている。
南太平洋上に現れた謎の島アトランチスを舞台に、青年冒険家の主人公ウィンが、敵を避けたり、小型爆弾エテルナル・ダイナマイト「ボン」で敵を倒しながら、全100ゾーンをワープしつつ、行方不明となった師匠を救い出すのが目的の横スクロール型アクションゲーム。
ステージを行き来する為のワープゾーンが複雑で、一度はまると永久死になったり、一部極悪シビアな操作を要求されたりするが、下手はヘタなりにもクリアー出来たりするゲーム。実は隠れたワープ扉を使うと、数分で最終面に行ける。
軽快なメロディのBGMは中々秀逸。出た当初はジャンプ軌道の癖や、ウンチに当って即死などのフューチャーに対し、クソゲー扱いする向きも多かったが、何故かプレイした人の心を掴んで放さない、中々通好みの仕上がり(誉めすぎか?)。
20面でモアイ像の上で爆弾を7回・5回・8回(名古屋)爆発させるとワープしたり、面セレクトコマンド・無敵コマンド・フリープレイコマンドなどの裏技がある。
師匠のグラフィックは『いっき』の主人公ごんべと同じものになっている。
桜ノ杜ぶんこ(一二三書房)より、『アトランチスの謎 復活のザヴィーラ』のタイトルで小説版が2013年8月5日に発売された。
著者は加納京太、イラストはmasakiが担当。原作ゲーム後のストーリーとなっている。