Atom Egoyan(1960年-)
監督、脚本家、プロデューサー、舞台演出家、俳優
カナダを代表する映画監督。
作風は、静謐で美しい映像と、マイノリティに焦点を当てた社会派的な題材を扱うこと、入り組み複雑な時系列を使用したドラマを採択することだろうか。
『エキゾチカ』(1994年)でカンヌ映画祭の国際批評家連盟賞受賞、『スウィートヒアアフター』(1997年)で国際批評家連盟賞、審査員グランプリ、全キリスト協会賞を受賞。
なお、『エキゾチカ』で使用したトロントの歌劇場からの依頼で、オペラの演出も始め、リヒャルト・シュトラウスの《サロメ》(1996年-2002年)、リヒャルト・ワーグナーの《ヴァルキューレ》(2006年)などを手掛けている。