革の製品を使い続けていると、特定の形があらわれてくることがある。 革の重なり部分を長時間押し当て続けることによって擦られてその跡が残る。「アタリ」と呼ばれるものだ。僕が使っているシステムダイアリーのバインダー、「SDフラッグシップバインダー」にも裏表紙部分に「アタリ」が出てきた。 中央の縦に走る跡がそうだ。 これは裏のポケット部分の重なりが擦られてできたものだ。裏表紙部分は表部分よりもデスクに置いたりして擦れる頻度が高いので、アタリがでてきたのだろう。 革手帳を使っているとこういった経年変化に遭遇するのだが、こういうものを楽しむ気概で育てていきたい。僕は元々こういったアタリ含め小さなキズや大き…