個人情報漏洩の社会問題化 JPCERT/CC は国内のセキュリティインシデントを受付するとともに、対応の支援、発生状況の把握、手口の分析、再発防止のための対策の検討や助言などを、技術的な立場から行なっています。 JPCERT/CC の「セキュリティインシデント年表」を見ると、1999年に「京都府宇治市で21万人の住民基本台帳データ漏洩、インターネット上で販売される」事案が掲載されています。これが「個人情報の漏洩」が社会問題化したはじめの出来事のようです。2000年になると、IT革命の幕開けとともに、会社のホームページから顧客情報の漏洩が相次ぎ、わたし達はネットの便利さを享受するとともに「個人情…