流浪の月、読みました! ※ネタバレも含みますので、読んでない人は要注意です。 少女を誘拐した犯人と、その少女の物語、、と言えば単純なんだけど、そんな簡単な話ではない。 犯人(文)は悪者ではないし、 少女(更紗)も嫌な思いをするどころか、つらい日々からようやく文に救われたから。 ほんとに凪良ゆうの書く物語は、なんでこんなに綺麗な世界なんだろう。 更紗がお父さんやお母さんと過ごしていた日々は多幸感溢れてて、読み手までゆったりとした気持ちになったんじゃないかなぁ。 風景が浮かんで、自分までそこにいる気持ちになる。 文との日々も本当に素敵な日々なのに、みんなにわかってもらえないもどかしさ。 でも、私が…