三浦しをんによる小説のタイトル。それを原作とした映画。
第135回 直木賞受賞作。
登場人物:多田啓介・行天春彦 ほか多数
文庫では文春文庫から出ている。2009年1月に第一刷
まほろ駅前多田便利軒
2011年4月23日公開
瑛太、松田龍平、片岡礼子、鈴木杏、本上まなみ、柄本佑、高良健吾、大森南朋、松尾スズキ、岸部一徳、麿赤兒
オミクロン株の第6波も減少方向になり始めていますが、それと反比例するように仕事の方は上昇傾向。かみさんも同じくということで、このところの休日は家でごろごろすることばかりです。 【昨年7月以降のグラフはこんな感じ】 自分はそれでも外に出かけたいなと思っていたところ、ちょうど海苔が切れたので、本日はアミティの保守もかねて焼津さかなセンターへ。ジョグという選択肢もありましたが、昨日1週間ぶりなのに10kmも走ってしまったため、筋肉痛も少しありますし、あまり無理をしてもと思ったので、別日に回すことにしました。 ちなみに昨日は、ジョグの後に買い出しへ。かみさんが最近ドラマの『ミステリと言う勿れ』にはまっ…
まほろ駅前多田便利軒を読んだ。 まほろ市は東京都の南西部、神奈川県に接するところにある。 この付近で、一番の大きい街である。 この町で、便利屋を営む多田のところに、高校の同級生であった行天が、ころがりこんでくる。 依頼される仕事は、ペットあずかり、塾の送迎、納屋の整理など、当たり前のものである。 しかし、ペットの預かりが、次の飼い主を探してほしいだったり、塾の送迎が、犯罪に結びつくものを防ぐものだったり、おかしな事件に結び付いたりする。 おせっかいになるまで、かかわって、多田や行天の人として生き方が一見ハチャメチャのように見えながら、ほんとうに、人として、素晴らしい心を持っていることに、心打た…
読書日記 2024年4月3-9日 ・スティーヴン・キング(深町眞理子訳)『シャイニング』上下 ・SFマガジン 2022年12月号 『カート・ヴォネガット生誕100周年記念特集』 ・セバスチャン・フィツェック(酒寄進一訳)『乗客ナンバー23の消失』 ・花川戸菖蒲『愚直スタイリッシュ』 ・SFマガジン 2022年4月号 『BLとSF』 ・ロバート・A・ハインライン(福島正実訳)『夏への扉』 ・SFマガジン 2024年4月号 『BLとSF2』 ・カズオ・イシグロ(土屋政雄訳)『日の名残り』 以下コメント・ネタバレあり
辞書編集者は政治家・下─「一昨日の『赤旗』テレビ欄」 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba 赤旗云々と言いながら「赤旗テレビ欄にNHKドラマ『舟を編む』(原作は三浦しをん*1の同名小説)が掲載された→延々、松竹による原作小説『舟を編む』の感想」という「赤旗記者の『舟を編む』評価を紹介した上で、赤旗記者の評価についてお前がコメントするならともかく、赤旗以外の新聞のテレビ欄にも『舟を編む』は掲載されてるし、赤旗云々という記事タイトルでも、お前の記事は赤旗は全く関係ねえじゃん。朝日、読売、毎日、日経、産経でも同じ記事書けるやん、アホか、お前は(呆)」…
こんばんは。DOIC0330です。 【当ブログではアフィリエイト広告などを含みます】 また大きな地震がありましたね。 お近くの方は余震にご注意ください。 今年はまだ3ヶ月しか経っていないのに大きな地震だったり、偉大な功績を残された方が亡くなったり、事件、事故もありましたね。 どうなっているのでしょう?例年、こんなに色々ありましたっけ? どうぞ、皆さまお気をつけくださいませ。 doic0330.hatenablog.com doic0330.hatenablog.com doic0330.hatenablog.com doic0330.hatenablog.com 2002年、高知に帰郷して入社…
「【松田龍平×沖田修一】日常の観察から見えてくる機微に気付かせてくれる『0.5の男』」 www.youtube.com 主演・松田龍平、監督・沖田修一によるオリジナル脚本ドラマ!新時代の家族の姿を温かな目線で描くホームドラマがWOWOWに登場する。 自由気ままな生活を送る実家暮らしの40歳のひきこもり男が、家の建て替えをきっかけに妹家族との「2.5世帯住宅」に住むことに。2世帯にプラスされた“0.5の男”は、家族のゴタゴタに巻き込まれ、外の世界に放り出され、少しずつ新しい自分になっていく。 主人公・立花雅治役を演じる松田龍平は、“身近にこんな人がいるかもしれない”と思わせるほど演技が冴えわたる…
皆さん、こんにちは。 息子の風邪がうつり、喉いたと高熱の今週です。たまに風邪をひくのですが、今回は強烈でした。手洗いとうがい、大事ですね。 【風が強く吹いている】映画化もされた駅伝をテーマにした青春小説 【風が強く吹いている】映画化もされた駅伝をテーマにした青春小説 作品概要 あらすじ おすすめ あわせて読みたい 「舟を編む」 和食器のお店~13-Tableware 風が強く吹いている (新潮文庫 新潮文庫) [ 三浦 しをん ]価格: 1100 円楽天で詳細を見る // オススメ度;★★★★ 再読度;★★★★ 映画化もされた駅伝をテーマにした青春小説 作品概要 ジャンル;ヒューマン 作者紹介…
【2024/1/5】こういう時節柄に読んでおかないとずっと積んだままになると思って手に取ったのだった。なんというか、それどころじゃなかったのかもしれないが、それを抜きにしても今年の箱根駅伝はあまりちゃんと観れていない(正月2日目から仕事が入って実家から逆戻りしたのと、自宅のほうに日本テレビ系の放送局の電波がまともに入らない)。 2名を除いて長距離走はおろか陸上競技未経験である男子大学生の寄せ集め集団が、例外の2名のうち1名が密かに抱えていた箱根駅伝への出走という野望に巻き込まれる。門外漢からしても無茶な話であることは百も承知だろう。小説は、リレー形式で走ることそれ自体がもたらす精神的交歓を10…
昨日、時間があったから数年振りに「まほろ駅前多田便利軒」の映画を観た。 これまで何度も何度も繰り返し観たことがあるので毎回思うのが、空気感が好きすぎる。 映画『まほろ駅前多田便利軒』 作品概要 あらすじ キャスト 原作 監督・脚本 公開日 映画log(ネタバレ含む) 感想_2024年02月07日 映画『まほろ駅前多田便利軒』 まほろ駅前多田便利軒 瑛太 Amazon 作品概要 あらすじ まほろ市の駅前に位置する便利屋、「多田便利軒」。その経営者である多田啓介、そして彼の元へ転がり込んできた行天春彦。二人の下へ舞い込んでくる、どこか奇妙で、きな臭い依頼に係わっていくうちに、さまざまな人間模様が見…
以前から少しずつ作りつつも放置していたはてなブログを、また少し手直ししてはじめてみた。これからはこちらに書いていく。 暫く仕事を休んでいる。体調が優れないのもあるけどメンタル的な落ち込みもあって、正直逃げている。休み始めは何も手につかなかったけど、子どもたちには通常通り振る舞わないといけないことがしんどかった。生活をすることで精一杯だったけど、今日は久しぶりにU-NEXTで映画を観た。 「まほろ駅前多田便利軒」の原作は、三浦しをんさんが書いた小説。最初は実写から作品を知ったけど、原作の小説もお気に入り。映画はいろいろ観るけど、私はやっぱり邦画が好きだと実感する。なんとなく、洋画と邦画で違いみた…
牡羊座 (3月21日~4月20日) 牡牛座 (4月21日~5月21日) 双子座 (5月22日~6月21日) 蟹座 (6月22日~7月22日) 獅子座 (7月23日~8月22日) 乙女座 (8月23日~9月22日) 天秤座 (9月23日~10月23日) 蠍座 (10月24日~11月22日) 射手座 (11月23日~12月21日) 山羊座(12月22日~1月19日) 水瓶座(1月20日~2月19日) 魚座 (2月20日~3月20日) 今年のおもなトピックはこちら! 2024年5月26日 木星in 双子座 2024年1月21日 冥王星in水瓶座 2024年9月2日 冥王星in山羊座 2024年11月…
図書館で順番を待つ新刊の間にはさんで、先月は再読月間。 5冊の再読本は年数を経てもやはりおもしろい。 クラフト・エヴィング商會のユーモアはやはり大好き! そして三浦しをんさんの人物や心情の表現はやはり深いなぁ! 読んだ本の数:11夫妻集考えの違いや望むものの違いは、夫婦とはいえ多々あるもの。すれ違いかけた4組の夫婦が、皆それぞれ解決への道を歩む。読後感もよく、作者らしい誠実な人々ばかりでいいなぁと思うものの、いやいやこんな風にはと古女房は思ってしまう。「一組」ではなく「一人」として尊重することの大切さは伝わってきた。出版業界の内側を少し覗けたようなのはおもしろかった。「短編は売れにくいので連作…
台南在住の独身女性・陳嘉玲は、中古の家を恋人の蔡永森と改装し、共に暮らしていた。ある日、嘉玲は英語のツアーガイドの仕事中に体に異変を感じる。調べてみると、何と妊娠が判明。軌道に乗り始めていた仕事のため、嘉玲は子供を諦めようとするが…。 「おんなの幸せマニュアル2 俗女養成記」は2021年にシェ・インシュエン主演で制作された韓流・アジアです。今回は、「おんなの幸せマニュアル2 俗女養成記」が無料で見れる動画サイトをまとめています。 ただ、無料サイトではまず動画は見つからないと思います。昔よりもずっと、違法アップロード動画の取り締まりが厳しくなってますからね。ちなみに私は時間をムダにするのが大嫌い…
三浦しをんさんは、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞した人気作家ですが、小説だけでなくエッセイも多数執筆されています。その中でも、雑誌「BAILA」で5年間にわたって連載されたエッセイをまとめた『のっけから失礼します』は、三浦しをんさんの日常を赤裸々に綴った抱腹絶倒の一冊です。 この本では、三浦しをんさんが愛する漫画や宝塚、EXILE一族への熱き想い、家族との心温まる(ときどき温まらない)エピソード、旅先でのあれこれ、タクシーで個性的な運転手さんと繰り広げられる会話、ふとしたきっかけから広がる壮大な空想など、ありふれた日常のはずなのに、なぜだかおかしい出来事が満載です。 三浦しをんさんの文…
サッカーJ1リーグは今週末を含めてあと3試合。J2リーグは今週末がいよいよ最終試合である。早いものだ。
『まほろ駅前番外地』を読み終えた。さあ、ブログを書こう。 私は、本を一冊読むごとにブログを一本書くことを基本方針としている。 だからといって、おざなりに読書をしているわけではない。 書くための読書ではなく、あくまでも読むための読書だ。 その傍証になるかはわからないが、私はよくネタ不足に陥る。読むペースがはやいのか。 その点で、今回は恵まれている。 ゼミのレポート発表も終わったし、『相棒』の新シリーズも始まった。 『相棒』のストーリーレビューは多くの人がやっているので入り込む隙間はないが、毎年恒例のプレゼント企画に応募した話や、流行りの構文で番宣をしようとしたがすんでのところで思いとどまった話な…
きよしこ 重松清 吃音の少年が成長していく話。吃音の子をもつ母親が、この作者に手紙を書いた返事代わりの作品らしいが、その子はこんな話(吃音の少年がつらい思いをする話)を読んで嬉しいだろうか? 面白度:コンパス4つ 🧭🧭🧭🧭◯ 和菓子のアン デパ地下の和菓子屋さんの話。お客さんが買う和菓子の構成(種類や個数)から「ひょっとして会社でクーデターが起きているのでは?」みたいな推理をする。そういう推理をされた客は「そんなの分かるの?嬉しい!また買いにきます!」みたいに喜ぶのだが、私ならそんな推理されたら気持ち悪くて二度と行きたくない。小説だからこそのミステリー要素ということだと思うが、ミステリーは殺人…