当時、ソーシャルワーカーだった向谷地生良氏が設立した施設。
作業所もかねて昆布の店などを展開し、地域に根ざした社会参加が出来るようになってきている。
「三度の飯よりミーティング」を合い言葉に、「非効率でも、当事者同士のミーティングで話し合いし、精神病のことを考えていく」「無理に精神病を治すのではなく、精神病と共生していく」「効率がすべてではない。非効率こそ素晴らしい」「精神病患者自体が、治療法を主体的に考えていく」等の、画期的な精神病に対する対処の仕方で、有名になった、北海道・浦河町にある、精神障害者のグループホーム。
べてるの家の「非」援助論―そのままでいいと思えるための25章 (シリーズ ケアをひらく)