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ぶどう糖

(サイエンス)
ぶどうとう

ぶどう糖(α-D-グルコース)は自然界に最も多く存在する糖で、ぶどうなどの果実やはちみつに多く含まれる単糖類(ブドウ糖、果糖、ガラクトース)の1つで、血液中にも、血糖(ブドウ糖)として約0.1g/dL含まれる。
水に溶けやすく、砂糖に比べさわやかな甘味で、菓子や甘味料・粉末調味料、医薬用として栄養剤、注射用及び醸造用にも使用されている。
 ぶどう糖は、主にコーンスターチなどの澱粉から作られ、その基本工程は、「液化、糖化、精製、濃縮、必要に応じて結晶化、乾燥」という工程からなっている。

  1. でんぷんを、およそ100℃の高温下で、酵素(α-アミラーゼ)を使って分解し、糊状にする。
  2. さらにこれにグルコアミラーゼを加えると、およそ96%がぶどう糖となる。
  3. これを冷やして結晶化させ、蜜を除いて粉の部分だけを取り出し、乾燥させることによって、より精度の高いぶどう糖が出来上がる。

糖尿病患者で低血糖を起こした場合

糖尿病薬の使用や、体調により、低血糖症状(意識がもうろうとする、など)を起こすことがある。この場合、速やかにブドウ糖を摂取させる必要がある。薬をもらう時、薬局からブドウ糖を入手することが出来るが、手元にない場合は、ブドウ糖を多く含む飲料(コーラなど)を飲ませると良い。

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