土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし 買うをみた有名な「よさこい節」です。 「よさこい」は「夜さ来い」の意味です。 成立や普及については諸説ありますが、「カンザシ事件」と呼ばれる騒動がきっかけだったそうです。安政のころ、竹林寺の僧・純信が、五台山長江の鋳掛屋新平の娘お馬と恋をし、はりまや橋でかんざしを買い与えた。 噂が広まって2人は国境の関を越えて讃岐に駆け落ちしたが、追手に捕らえられ市中にさらされた上、純信は藩外追放に、お馬は仁淀川以西へ追放処分となった…幕末に土佐の志士たちが活躍するに至って京や大阪によって唄われ、明治初期には全国的に流行するに至る、と。 そんな高知の象徴ともいえるよ…