最近多くのウェブサイトで「フィード」と呼ばれる更新情報や更新内容の載ったデータが提供されています。「はてなRSS」のようなサイトフィードを集めて読むツール(使用例)を使うと、サイトの新着情報が効率的にわかるようになります。
フィードに更新情報の全文を載せているサイトもあり、そうすると本サイトを読みにいかなくても良くなるので、ちょっとメールマガジンに近い感覚になります。いつも読んでいる(このページのような)「ウェブページ」は、ブラウザのお気に入りに入れたり検索したりして“読みに行く”感覚の利用法なのに対して、フィードはあるURLを登録しておいて更新情報が届くのを待つタイプの利用法に向いています。放送のように「フィードを配信する」という表現も使われます。
フィードには「RSS」や「Atom」といった複数の規格がありますが、はてなRSSではどちらも読めます。はてなダイアリーは、あなたが日記を更新すると以下のようなアドレスで自動的にRSSフィードを配信しています。
はてなダイアリーではさらに、他のウェブサイトの配信情報を自分の日記に表示させて活用してみましょう。いろいろなフィードを自動的に表示することができます。
はてなの各種サービスからは多くのサイトフィードが配信されていて、その一覧は開発者向けのAtomAPIなども含め、「はてなウェブサービス」に載っています。
その一部を日記にrssモジュールで表示させる方法を見てみましょう。(サイドバーにモジュールを設置する方法は活用編「サイドバーに何かを入れる」をご覧ください)
はてなブックマーク > エントリー一覧 > コンピュータの注目エントリーの更新情報を表示します。画像の例は
<hatena listlimit="6" moduletitle="注目エントリー - コンピュータ" template="hatena-module" titlelength="100" name="rss" url="http://b.hatena.ne.jp/entrylist?mode=rss&cname=elec&sort=hot">
という指定です。
画像の例ははてなフォトライフにアップロードされた写真のうち、タイトルにキーワード「ペンギン」を含む写真の新着情報を表示したものです。
<hatena listlimit="6" moduletitle="フォトライフ - 「ペンギン」" template="hatena-photo" name="rss" url="http://f.hatena.ne.jp/keyword/%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3?mode=rss">
と指定しています。
ブログやニュースサイトを中心に、RSSフィードを配信するサイトが増えて来ています。日記で利用するには、やはりそのフィードのURLを調べてrssモジュールで表示させればOKです。
RSSナビのような総合サイトなどでも、自分の日記や生活に良く合う便利なものが見つかるかも知れません。
利用する際に、そのRSSフィードがどのような情報を持っているかブラウザで調べてみると、rssモジュールで設定しやすくなるでしょう。RSSの要素を少しだけご紹介します。
Amazon.co.jpの本のトップセラーリストを表示できます。Amazonアソシエイト(関連ガイド:活用編アフィリエイト・プログラムに参加する)に参加している人は、自分のアソシエイトIDを指定できます。
方法はg:guide:id:yukattiさんの rssモジュールでアマゾントップセラーリストをはてなダイアリー・はてなグループに表示させるをご覧ください。
オンライン書店ビーケーワン(bk1)のウィークリーランキングや、新入荷一覧についても説明されています。
(はてなRSSをお使いでないと少し分かりにくいかも知れませんが、)はてなRSSのひとつのグループは、そのグループのRSSフィードを配信します。(グループを表示したときタイトル横のRSSアイコンのリンク先がそのフィードです)
つまり、複数のフィードをひとつのグループに登録して、ひとつのフィードにまとめることができるのです。
自分のチョイスしたフィードをひとつのRSSモジュールで表示するので、例えば様々なスポーツニュースを集めたり、先ほどの「ペンギン」の写真だけでなく「ねこ」も「イルカ」もいっしょに…といったことができます。
はてなRSSのヘルプで、フィードアグリゲーション・プラットフォームとしてのはてなRSS
……と書かれているのはそのことです。収集して再出力できるのです。
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