Hatena Blog Tags

くびき野

(地理)
くびきの

信越本線の新潟〜新井間を結ぶ、新潟都市間快速列車の名称。運転されている地域の旧地名、「頸城」からきている。
かつて最終的に新潟〜高田間を結んでいた特急「みのり」を快速に格下げされた列車である。

使用車両は新潟車両センター所属の485系6両のT16-17で、この2編成は基本的に、くびき野専用車となっている。

  • しかし、検査や故障などの都合で使用不可となった場合は、他のT,K,R編成が代走する場合がある。代走自体なかなかないが、R編成が代走するのは特に珍しい。
  • T16-17の新潟寄りモハユニットは、雷鳥で使用されていたときにサービス向上の一環でハイグレード車に改造されていて、通勤などに使っている利用者は鉄道ファンでなくともこの車両を狙う人が多い。

直江津〜新井間は、同じく特急型車両(189系)を使用する「妙高」号(直江津〜長野、快速運転の1本を除きすべて各駅停車)と運転区間が重複する。

運用は1日3往復設定されてある。

  • 4号,6号は夕・夜の帰宅ラッシュ時の新潟駅から上越方面へ発車する列車なので、特に混雑する。
  • そのうち6号は直江津駅〜高田駅間において普通列車1360Mになる。
  • 都合によっては新潟駅〜直江津駅でのみ運転し、直江津駅〜新井駅を115系(新ニイ車)又は183・189系で代走する場合もある。

停車駅は、新潟-新津-加茂-東三条-見附-長岡-宮内-柏崎-柿崎-直江津-春日山-高田-南高田-脇野田-北新井-新井

  • このうち1号は北新井駅〜南高田駅間を通過する。前述したが、6号は直江津駅〜新井駅間は列車番号が変わり、普通列車になる。2,3,4,5号も直江津駅〜新井駅間は各駅に停車する。

車内は、1号車前寄りがグリーン車指定席、1号車後ろ寄りと2号車が普通車指定席、3〜6号車が普通車自由席。

  • 普通車指定席の特別料金は、定期券・青春18きっぷ北海道&東日本パスなどの併用ができる。
  • やはり乗車券だけで乗れる車両に、わざわざ指定券を買う人は少ないようで、号車ごとの乗車率の差が極端に激しい。

くびき野運転開始からしばらくは、新潟車両センター所属の485系4両のT21-22で運転されていた。

  • しかし、その2編成は乗り得の車両なのからか、清掃があまりしっかり行われておらず、沿線利用者からは不満があったようだ。そのおかげでK編成が代走に入った時は、あまりの車内の清潔さに利用者が驚いたという話もある。

なお、くびき野とは別に、定期運転を取りやめた急行「きたぐに」の新潟口の代替と、朝晩の通勤通学の利便を図るため、新潟〜直江津間に快速「おはよう信越」号(新潟行き)・快速「らくらくトレイン信越」号(直江津行き)が各1本ずつ運行されている。運行時刻はかつての急行「きたぐに」にほぼ沿う形で前者はくびき野1号より早く直江津を発車し、後者はくびき野6号より遅く新潟駅を発車する。
「おはよう信越」号はグリーン車連結で、普通車も含めて全車指定席。「らくらくトレイン信越」は乗車整理券を別途購入することで利用できる(乗車整理券のみでグリーン席に着席できる)。停車駅はいずれもくびき野とほぼ同じだが、宮内駅を通過する代わりに来迎寺駅に停車する他、新潟行きの「きたぐに」(新津から快速)が停車していた亀田駅を通過するなど一部差異がある。

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ