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からす座

(サイエンス)
からすざ

[英] Corvus
からす座は、トレミーの48星座の1つ。
春から初夏にかけて、宵の南の空には、うみへび座の長大な姿が横たわっており、その背には、ろくぶんぎ座とコップ座、からす座の3つの小さな星座がのり、東から西へ日周運動でずるずると動いていく海蛇の動きに合わせ、移動している。からす座は、この中でもっとも見つけやすい星座で、日本では、からす座の小さな四辺形が春の海に浮かぶ小船のように見えるので、「帆かけ星」の名でよばれることもある。

恒星

  • α星:アルキバ、4等星。

神話

からす座になっているカラスは、もともとは太陽の神アポロンの使い鳥で、銀色の翼をもち、言葉を自由に話すことができる賢いカラスだった。ただ、困ったことに、ひどくおしゃべりでうそつきなカラスだったという。カラスのでたらめな告げ口で妻を殺してしまったアポロンは、このおしゃべりカラスの言葉をうばい、真っ黒な姿に変えて、星空にさらしたといわれている。

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