千葉県出身のマンガ家。代表作は「ムーぽん」など。
かつては少女マンガ誌で連載するも、現在ではイラスト等の仕事に重きを置いているようである。
講談社G2では、ルポマンガとして各方面で頑張る発達障害者を取材し、全8回の連載を無事終了。2012年9月下旬にようやく「発達障害 うちの子、将来どーなるのっ?」が講談社こころライブラリーから発売された。発達障害者専門の人材紹介会社、テスコプレミアムサーチをはじめ、大手保険会社の特例子会社、シャイニングやイイトコサガシなど当事者団体のNPO法人などで精力的な取材をこなした。現場や当事者の声を拾い上げる一方、かわいらしいタッチのキャラクターが重いテーマを伝える出来に仕上がっている。
2016年7月下旬に「発達障害 うちの子、人づきあいどーなるのっ?」が講談社こころライブラリーから発売予定。今回は、当事者の夫婦、恋人などの人間関係を重点的に取り上げている。
ADHDの息子の子育てを題材にした「うちの子はADHD」も出版しており、発達障害者の取り巻く現状をマンガを通じて発信している。この著作では、田中康雄*1がADHDの解説を担当している。
作者のブログでも、自宅の事情も含めて、マンガにして更新中。
発達障害 うちの子、人づきあい だいじょーぶ!? (こころライブラリー)
発達障害 うちの子、将来どーなるのっ!? (こころライブラリー)
大人も知らない「本当の友だち」のつくり方 (こころライブラリー)
マンガで読む 大人も知らない「プチうつ気分」とのつきあい方 (こころライブラリー)
*1:北海道大学大学院を2012年3月末で退官し、こころとそだちのクリニックむすびめを開院