はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と七十八 「オマユウ オクメンモナク ドノツラサゲテ ナニヲ イウ」 「おまゆう」 ん? 「お前が言うな」 んん? 「臆面もなく、どの面(ツラ)下げて、ナニを言う」 んんん? 「今まで、いい加減な言動に明け暮れてきたにもかかわらず、そんな過去を全て、綺麗サッパリなかったコトにして、妙にエラそうに正論をぶちかます」 「わ、私のコトですか」 「違う、違う。この『おまゆう』の是非について、君の意見を聞かせてもらおうと思ってね」 「お、おまゆう、の、ですか」 おまゆう。お前が言うな。臆面もなく、どの面下げてナニを言う、か~。 「私は、正真正銘の正論であるなら、ソレ…