1966年に放送されたNHKの連続テレビ小説。
原作は、林謙一の「おはなはん一代記」から。
主人公のはなが負けん気の強い性格から明るく生き抜く姿を描いた。
主人公のはなは、樫山文枝が演じ、全国区になった。しかし、当初は森光子が演じる予定だったが、急病のため、樫山に当てた。
これがヒットとなり、連続テレビ小説は、女の一代記を得意とするようになった。
この物語は、伊予大洲が舞台となってるが、実在した女性の話だったため、実際は徳島の人であった。放送直後、NHKに抗議があった。
これが好評を博し、映画にもなった。映画では主役を岩下志麻が演じた。しかし、映画で主役を演じられなかった倍賞千恵子が、このドラマの主題歌を歌い、ヒット。その年の紅白歌合戦でも歌った。