国民ファーストへ 国民ファーストへ 役目を果たさぬ政治に亡国見え隠れ 企業で働く経営者、従業員やアルバイトも会社から一歩出れば消費者である国民だ。これと同様に、公務員とて消費者である。公務員か非公務員の差こそあれ、すべて国民に違いないのだ。 同じ国民である政治家、現政権は財政規律を「この紋所が目に入るぬか」という勢いで、支出を渋る。国民は仰せのままとばかりに従う。財政規律が目的化してしまうと、国民生活に歪が出てしまい、貧困化や困窮を招く。そうして、目を逸らして現実逃避する。批判を受ければ、自助と共助で乗り切ろという具合だ。 驚くべきことに、このようなことは数十年も続いているのだ。水戸黄門の印籠…