2024年度改定では、厚労省への情報提供および多機関との情報連携に関して、新たな様式も数多く誕生しています。中でも、現場での習熟が要されるものに「生活・認知機能尺度」があります。この尺度の活用については、注意すべき点もいくつか考えられます。 複数の加算にスピード導入された新指標 「生活・認知機能尺度」については、2023年3月の老人保健健康増進等事業の成果物を2024年度改定から採用するというスピード対応となりました。そのため、現場での習熟期間が短いという点が懸念されるところです。 この「生活・認知機能尺度」については、施設・居住系等に新設された「生産性向上推進体制加算」における「テクノロジー…