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「なは」

(地理)
なは

京都−熊本間を結ぶ寝台特急の列車名。「なは」(那覇)とは沖縄をイメージしたもので、沖縄返還への思いをこめて1968年に命名された。沖縄返還は1972年。
当初は特急「かもめ」の西鹿児島(現・鹿児島中央)発着編成(大阪−西鹿児島間)を分離したもので、昼行の気動車特急だった。非電化区間の残る日豊本線へ直通する「日向」を大阪−小倉間で併結していたため、1970年に鹿児島本線の全線電化が完成してからも気動車のままだったが、1973年に併結を解消して電車化。1975年に寝台電車を使用した夜行列車となり、運転区間は新大阪−西鹿児島間となった。1978年から1980年までは京都発着。1984年、客車化。
2004年、九州新幹線(新八代−鹿児島中央間)開業に伴うダイヤ改正で運転区間を新大阪−熊本間に短縮。2005年10月1日のダイヤ改正より京都発着となり、京都−鳥栖間は長崎方面への「あかつき」と併結運転を行うようになった。併結区間では列車名をまとめて「なは・あかつき」とも呼ぶ。
2008年3月15日のダイヤ改正で廃止。

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