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「だいせん」

(地理)
だいせん

福知山線・山陰本線経由で関西地区と山陰地区を結んだ急行列車。
1968年10月改正で従来の福知山線経由の昼・夜行の急行列車を統合して新設。愛称は従来京都−大社間(伯備線経由)の急行列車が使用していたものを転用した。1986年11月改正で夜行のみ(寝台・座席併結)となった。
運転区間は大阪−出雲市間が基本だったが、1999年10月改正で米子止まりになり、同時に寝台車が廃止された。全国的な夜行列車の需要減・削減の傾向の中、福知山線内の通勤輸送需要のおかげもあってしぶとく生き残ってきたが、2004年10月のダイヤ改正でついに廃止された。

車両は時期や列車によって気動車だったり客車だったりしたが、1999年10月改正からは元エーデル北近畿のキハ65形が充当されていた。基本編成は2両。米子方が1号車。全車普通車禁煙席。指定席は1号車、自由席は2号車。1号車は展望車。繁忙期には1-2両増車することがあり、この場合は元エーデル鳥取車が使用されることもあった。

下り、上りとも、山陰側末端部(最終期には倉吉−米子間)は全車自由席の快速となった。従って、急行券および指定席券を発券する際は、倉吉発着とする必要があった。

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