海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
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連日、不安定な天候が続き、晴れていても急に雷雨となり「晴れ時々雷雨(豪雨)」や「晴れのち雷雨(豪雨)」の天候が続いています。 皆様も、ゲリラ豪雨、線状降水帯、雷、川などの増水には気をつけてください。 私が選んだ本日の1枚の写真。 不定期にアップします。 今日は雨なので、私が好きな雨の写真を1枚・・・ 憂鬱な雨ですが、雨の日も悪くないと思っていただければ幸いです。 http://hollyhocks…
関西出身の女性がイギリス片田舎にツッコミ入れまくり! だけかと思ったら、後半の義父母とのエピソードは胸にくる話が多くて、感動した。 装丁からは想像もできない海外生活の辛さや厳しさ。良い本だった。 イギリス毒舌日記 作者: ウィルトモ 出版社/メーカー: ワニブックス 発売日: 2016/06/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 全編において、関西系なら…
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「雪渡り」は「キックキックトントン」などのリズミカルなオノマトペや、「堅雪かんこ凍み雪しんこ。狐の子ぁ嫁ぃほしいほしい」という「花いちもんめ」のような楽しい掛け合いが印象的な作品である。雪国育ちの人であれば、晴れた朝の通学路で、一枚の板になった雪を、丸型やハート型にくり抜いて遊んだ日々を彷彿させる郷愁を覚える作品でもある。 物語の舞台は、賢治作品の多くがそうであるように里山であり、山と人里の境界で…
海外に出ると、日本では見かけないような本格的な物乞いを見掛けたり、思わぬ差別の現場に出くわすことが珍しくない。それを目撃することが「海外に行って価値観が変わった体験」とかなんとか、いう人もいる。 価値観が変わったっていう表現はお客様っぽくて好きじゃないけど、日本では見られないむき出しの現実みたいなものが垣間見られるのも確かで、そういうシーンに出くわせば、なるべく心にとめておこうと思っている。そんな…
梁(はり、りょう) 梁とは、柱と柱の間に渡す水平材のこと。 建物の骨組みのなかで、柱の上部の側面にホゾ(接合するための突起)差しで止めてある水平材(横架材)。柱が斜めに倒れないように建物を支える構造上重要な部材 。もっとも外側の妻側にある梁を「妻梁(つまばり)」、(オレンジの部分。) 家の内側にある梁を「本梁(ほんばり)」という。 (ピンクの部分) 妻梁と本梁の上に位置するのが小屋梁。(赤い部分)…
いまから五年くらい前のこと。ぞっこん惚れこんでいるのに、なにひとつ感想めいたことを書けない、という奇妙な作家と出会った。リチャード・ブローティガンである。『アメリカの鱒釣り』、『芝生の復讐』、『愛のゆくえ』などを読んで、もうとんでもなく好きになってしまったのだが、一冊、いや、一篇あたりの、「気に入る文章含有率」が高すぎて、もうなにも書く気にはなれなかったのだ。このままじゃあいかん、と思っていたとき…
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