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こんなはずではなかった。これまでも自分が求める通りの結果を得られたわけではない。そうだから、何度もやり直してきている。だが、今回の結果は過去のどれと比べても最悪。ジークフリート王が得られたものは、彼の基準では、無に等しい。どうしてこのような結果になってしまったのか。似たような思いが堂々巡りする。 「あれは……東方辺境伯。キャリナローズか。彼女も生きていたのだな」 外壁の内側に逃げ込んでも、安全とは…
子どもの死体を背負った老婆が、天使の自販機の前で小銭を数えている。
前話はこちら。 第四章 彼女が望む理由 珍しく向こうから連絡を寄越したのは、帰省が終わってすぐのことだった。その内容は簡潔で「部屋の片付けをするから今週は来るな」ということらしい。今更部屋が片付いていないことを気にするような奴じゃないはずだが。ひとまず疑問に思いつつも承諾した。ーーーもしかして好きな奴でも出来たんだろうか?なんて馬鹿馬鹿しい考えも一瞬頭を過るが、すぐさま打ち消された。あの姉と恋愛沙…
(これまでのあらすじ) 月の巫女である竹姫と、その乳兄弟である羽磋。月の巫女としてではなく、素の自分の居場所が欲しいと頑張る竹姫に、羽磋は「輝夜」(かぐや)の名を贈り、自分が輝夜を望むところに連れて行くと約束します。それは二人だけの秘密でした。しかし、大砂嵐から身を守るために月の巫女の力を使った竹姫(輝夜姫)は、その大事な秘密を忘れてしまいます。月の巫女はその力を使った代償として自らの記憶・経験を…
Blue あなたとわたしの本 255 映画「PERFECT DAYS」をもう観られただろうか。あなたがどういった感想を抱くのか、とても興味がある。もしまだ観られていなかったら──ネタバレもこれから書いていくので──鑑賞後にこの文章を読んでもらってもいいのかもしれない。 真っ白な状態で映画を観てみたいとお考えなら。 役所広司演じる平山さんの最後のあのシーン。 車中、正面からの大写し。その変化する表情…
filmarks.com 作品情報 2024年監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ主演:ミリー・ボビー・ブラウン あらすじ 王子と結婚することになった従順な王女。ところがその結婚は、王族が古代の契りを守るためのいけにえとして、彼女を利用するためのものだった…。 感想 こういう西洋のシナリオてどうして同じような感じになっちゃうのかな。 まあ見る側も西洋の歴史全然知らないんだけど。ミリー・ボビー…
北山さんは 依頼人について 自分の目で 確かめて依頼を受けろと言っていたけど...... 初めての依頼で 嬉しさと不安が入り交じり 体が落ち着かず ソワソワしながら 僕はタクシーで 依頼の場所へと 向かっていた...... なんだか 見覚えのあるような道をタクシーに乗りながら感じ... 進むに連れて 実感していた...... 着いたときには ここは...... (父さんのお墓がある場所だ)
苦しいけど、人生は与えた者勝ちなんだろう 騙されて奪われても、それは負けではない 与えて微笑んで手を携えてする人間が、最期に暖かみで迎えられるのだろう 苦しいかもしれない、その上で与えてシェアして、 分かち合ったことごとを喜べる人生を送っていきたい
ひとのいいカモはそのとおりにしてくれました。ふたりがしゅびよく川をわたり、またしばらくあるいていきますと、だんだんと森のようすにみおぼえがあるようになりました。 そしてとうとう、遠くのほうに、おとうさんの家がみえました。ふたりは、彼らを捨てたおとうさんをみつけ駆け出しました。 「おとうさん、やっと帰って来られたよ」 ヘンゼルは満面の笑みで、親しみをこめて話しかけました。グレーテルは泣きながらおとう…
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