ミステリ好きの方・ミステリのおける探偵のキャラの立ち方が好きな方・ミステリがもたらすカタルシスに酔いしれたい方。ミステリの持つ魔力に囚われた方も囚われそうな方も今から囚われる予定の方も、どなたでも大歓迎。
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吹雪の夜、フランスの山間の町でエヴリーヌという女性が殺害された。事件に関係していたのは、人嫌いの農夫ジョゼフ、彼と不倫関係にあったアリス、そしてネット上で知った女に恋い焦がれるアリスの夫ミシェル、デザイナー志望の若い娘マリベという、それぞれに秘密を抱えた4人の男女。各人の視点から描かれる報われない愛への執着の物語は、遠く西アフリカに住む詐欺師の青年の物語と結びつき、不可解な殺人事件の真相を明らかに…
ビッグ4 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー 早川書房 Amazon 読み進める最中は何処かチグハグな違和感を覚える作品だったのだけど、後書きを読んで納得。どうやら短編集を一つの長編ミステリーに再構築した作品だったようで その為か次々と起きる事件の内容に関連性は無く、ただビッグ4なる存在が関わっている点だけが強調されるこの次々と起きる事件というものが曲者で一つ一つの事件…
東京15区衆議院補欠選挙候補者 マイナ保険証は誰も触れない… 選挙情勢 酷い選挙妨害 東京15区衆議院補欠選挙候補者 衆院東京15区補選 候補者一人一人の横顔は 元職・新人の9人で争う激戦に - 産経ニュース より引用 東京15区衆議院補欠選がカオスになっている。実はこの選挙区である江東区に以前短期間住んでいたこともあり、その点でも興味があった。 この選挙は、江東区長選で当選した女性区長の選挙違反…
超短編! 大どんでん返し Special (小学館文庫 ん 2-2)小学館Amazon どこぞの知らないライターが適当にでっち上げたようなものとは違って、 真っ当な作家陣が名を連ねた作品集で、それぞれにアイデアが凝らされており、 及第点以上ばかりが集まった作品集だと思う。 ただ、2000字ってのが少なすぎるのかなぁ。 ショートショートの痛快さに「やれたぁ~」ってなる作品は少なかったような。 タイト…
98.満願(米澤穂信/新潮社) 総評:★★★⭐︎⭐︎ オススメ:動機にぞくりとするイヤミス短編集を読みたい方へ
最近、読みたい本が手に入りにくくなってる気が…。 「毒入りチョコレート事件」アントニイ・バークリー(創元推理文庫) 20年ぶりくらい2回目。6人の好事家によって示される事件の6通りの解決。一つ解決が開陳されるごとに、事件のあらたな一面が明らかにされ、次第に隠れた真相が見えてくる…という凝った趣向。100年も前にこういう前衛ミステリが書かれていたというのはなかなか凄く、近年バークリーの他の著作もつぎ…
1990年発表の本書は、自身英語教師でもあるW・エドワード・ブレインのデビュー作。作者は、写真を見ると「サンダーバード」の科学者ブレインズを思わせる風貌である。「寄宿舎という閉鎖空間での事件、青年たちの姿が鮮明」との評価があるが、他の作品については情報がない。舞台となっているのはバージニア州にあるモンペリエ校。6年制の男子校で古い歴史地区にあり、豊かな自然の中で学生全員が寄宿舎生活を送っている。実…
いきなり私の愚痴から始まるが、先月末に私が勤めている会社で4月から8時間から5時間に勤務時間を変更すると言われた(会社の都合なので別に私が何かやらかしたとかではないです)。それに伴い出勤日数も半減するとのことで当然ながら給料も半分以下になってしまうのだが、それを言われたのが一ヶ月前ならともかく4月直前に言われたので、正直ビックリしたと同時に余りにも納得がいかなったので上の人にクレームを言いに行った…
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