読書好き
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
読書好き100人に聞いた!おすすめの村上春樹作品ランキング に移行しました。
長い時を経て読書熱がようやく再燃中。 基本的には図書館で借りて、これは!というお気に入りが見つかった場合のみ購入するように心がけています。でないと狭い部屋が大変なことになりそうで.. そして家で読むよりは出先で読むことが多いので、カバーはあったほうがよくて。 最近購入したこちらのブックカバーは、やわらかくて手に馴染むので気に入っています。 表紙の文字はなくてもいいかも..? マーキングフラップとカ…
最近、本屋に行って、感じていることや考えていることが、いくつかあります。 この記事では、それらについて、簡単に書いてみようと思います。これが真実だとか言いたいわけではなくて、仮説というか、本屋に行って考えていること、感じているようなことです。 本屋に行って最近感じていること。 「高齢者」が目立つような 電子書籍で買っている? スマホの影響? 健康本のコーナーは増えている感じが 村上春樹さんの新作を…
あけましておめでとうございます。新年一発目は第156回直木賞の候補作に選ばれている森見登美彦さんの夜行です。 夜行 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/10/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (18件) を見る あらすじ 京都で学生時代を送っていた男女6人。彼らは京都で毎年行われる鞍馬の火祭に来ていた。そこでメンバーの1人である長谷川さんが突如として姿…
「雪渡り」は「キックキックトントン」などのリズミカルなオノマトペや、「堅雪かんこ凍み雪しんこ。狐の子ぁ嫁ぃほしいほしい」という「花いちもんめ」のような楽しい掛け合いが印象的な作品である。雪国育ちの人であれば、晴れた朝の通学路で、一枚の板になった雪を、丸型やハート型にくり抜いて遊んだ日々を彷彿させる郷愁を覚える作品でもある。 物語の舞台は、賢治作品の多くがそうであるように里山であり、山と人里の境界で…
最近、速水健朗さんの著書、東京どこに住むを読みました。といっても、読み終わってから少し時間がたってしまったのでうろ覚えな部分もありますが、忘れないうちに感想を残すことにします。 本書解説動画リンク 本書の内容の簡単な要点確認 都市部の再定義 東京内格差 近年の住みたい都市の特徴とは 新たな都市の指標 なぜかつては東京の西へと郊外化が進んだのか 自然に任せれば都市化は進むもの 都市化のインセンティブ…
<だれでも一度は思う、「ロシア広すぎワロタw」> 子供のころ、世界地図を眺めていて、ロシアという国の異質さに度肝を抜かれたことがある。 ユーラシア大陸の北側をのっぺりと埋め尽くすように広がる国土。 住める場所も限られているような厳寒の地に根を張り、歴史を塗り重ねてきたロシという国に、幼いながらも妙に引き付けられたのを覚えている。 「世界中のどの国とも性質の異なる、得体のしれない奥深さを持った大国」…
海外に出ると、日本では見かけないような本格的な物乞いを見掛けたり、思わぬ差別の現場に出くわすことが珍しくない。それを目撃することが「海外に行って価値観が変わった体験」とかなんとか、いう人もいる。 価値観が変わったっていう表現はお客様っぽくて好きじゃないけど、日本では見られないむき出しの現実みたいなものが垣間見られるのも確かで、そういうシーンに出くわせば、なるべく心にとめておこうと思っている。そんな…
いまから五年くらい前のこと。ぞっこん惚れこんでいるのに、なにひとつ感想めいたことを書けない、という奇妙な作家と出会った。リチャード・ブローティガンである。『アメリカの鱒釣り』、『芝生の復讐』、『愛のゆくえ』などを読んで、もうとんでもなく好きになってしまったのだが、一冊、いや、一篇あたりの、「気に入る文章含有率」が高すぎて、もうなにも書く気にはなれなかったのだ。このままじゃあいかん、と思っていたとき…
次のページ