詩、和歌、エッセイ、歌詞、小説などなど、言葉を紡ぐ人たちのグループです。 作品投稿・交流用スペース → http://space.hatena.ne.jp/~/14217943783081207203
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中学二年生の夏休みに、叔母のところへ預けられた。 叔母がまだ再婚する前、日本へ帰って来る前、そして結局カリフォルニアへ戻る前。よくわからない女(ひと)で、当時三つになる娘と二人、一本のレモンの木のあるロサンゼルスの家に住んでいた。 あのロサンゼルス行きは、誰が言い出したのだろう。思春期の娘を持て余していた母か、——それとも母が思春期の娘を持て余しているのを知っていた娘か。 ともかく、日本から持って…
私たちの周りは非日常であふれていた。 大きくなればなるほど世界は広がる。価値観が増える。違う文化に触れられる。それと同時に、かつては非日常だったものが日常へと変わる。 それが良いことだとも、悪いことだとも思わない。ただ、私は少しの切なさを感じる。 幼かった頃は家でさえ大きな冒険の舞台だった。やっと一人で立てるようになったあの頃は、自分ではいけなかった部屋に行くだけでも心が踊った。階段は途方も無い崖…
街の中心に光り輝く一振りのハリセンが刺さっていた。 これは、かつて魔王とその配下の怪物たちに支配されていた我が大陸を訪れた女性が「なにやっとんねん、このあんぽんたん!」という呪文を叫びながら、魔王直属部隊を皮切りにバッサバッサと敵を叩きのめし、一夜のうちに魔王城を無血開城させたという、伝説の剣でございます。 「……いや、これ、剣ちゃうやん。完全にハリセンやん」 「そうです、この勇者の剣は"ハリセン…
頸動脈を狙って撃ち込まれた向日葵の熱量をまともに受けて 血しぶきを放ちながら夏が終わっていく matinee 「あれ、あの時いなかったっけ?」と言われる人は人気者で みんなで行った海の思い出に私はいない 豆知識 出席者名簿の最初の5人に名前を書かれた人は将来有望 私は電話口で「今どこにいるの」と聞かれ、2つ次の駅名を答えてしまう yes、and、yes、and、で成り立たせる 人生は即興劇だ 居心…
挿絵について作家さん163人に聞いてみた結果。 今回はジエイさんの個人的悩みを解決するために思いつきで始めた企画。 小説の挿し絵の必要性について みんなどう考えているのか? をTwitterで聞いてみた。 ※正確には作家さんじゃない人も入ってると思うけど、自分のフォロワーさんはその関係の人が多いからそういう事にしました。
あの時どうするべきだったのか。こうした問いが一つの正解を持つことは稀である。それが当人にとって耐え難くつらいものであったならば、そこに審判の必要はない。悲しみが起これば、向き合うか隠蔽してしまうかしかない。無かったことにはできないから、何とかして対処しようとする。自分自身が壊れて仕舞わないように、造り上げた狂気の中に身を置いて対消滅させようとすることもある。それは決して罪な行為ではない。 ボリス・…
人気ブログランキング なぜ家が燃えたか知りたい方は第一話から。 pandamoe.hatenadiary.com
支店長は「名ばかり管理職」=コナミスポーツに残業代命じる―東京地裁(時事通信) コナミスポーツクラブ(東京都品川区)が…|dメニューニュース(NTTドコモ)
どうも、アダです。 最近は早寝早起きで、22:00には布団に入り、5:00くらいに起き上がる生活、なかなかいい感じの毎日です。 日常的に早起きなのは精神衛生上とても快適なもので、朝日が気持ちいいとか以上に寝坊して9時とかに起きても精神的にノーダメージなのはこの上ないメリットです。自分を最高に苦しめる自己嫌悪の原因の筆頭をやっつけることができるのはでかい。すごくでかい。 誰も起きていない早い時間に起…
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