ジャンル問わず小説を書いている人のブロググループです
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幽霊なんて僕に見えるわけない。 でも幽霊からは僕が見えるという。 それも大人気、寄ってたかって取り巻いてるんだ。幽霊が見えるあの娘はそう言ってた。 あいつ、黒石御影(くろいし・みかげ)が。 転校生じゃないけど、そう紹介されても通じるほどクラスの中で存在感のなかった子。みんなから「霊言(ことだま)娘」とあだ名される、ちょっと毛色が変わってるけど、わりと美形なのでそういうことは大目に見られるタイプの子…
ドクのムシ 「寝るのがスキ?寝てるんじゃなくて、考えてるんだよ。色んなことを。考えるのはスキさ。時々眠ってしまうこともあるけどね」 色鉛筆の緑みたいな緑に色鉛筆の黄色みたいに黄色い水玉模様のクッションの上で、そう言ってズックは目をつむった。 マイクッションを持ち歩いているらしく、頭の下で手なんかくんでいる。 白にピンクのストライプのハーフパンツ。その下は黒いタイツ。水色のジャケットに赤い蝶ネクタイ…
はい。こんばんは。LEEです。 残念ながら僕はまだ死んでません。 ええと、今やこのブログ誰が見てるのかすらわかりませんがね、一応新人賞応募作のほう、ようやプロットその他諸々の準備が完了し、執筆始めました。 宣言していたよりも約1年遅れのペースですね。はい。 そこでちょっと方針の転換というかアレなんですが、モチベーションを保つために、応募作はちょいちょいカクヨムに投稿しながら執筆することにしました。…
久しぶりに文章を書かせていただきたいと思います。 ブログは大学生以来ですが、 学生時代には、とてもお世話になりました。 私は、学生の頃、あるアルバイトに従事していました。 それは人間の汚い部分をたくさん見ざるを得ないものでしたが、今になって振り返りますと普通の生活の有り難みを感じさせてくれるものだった気もします。 しかしながら当時の私は、この業種の女性にありがちな、表現し難い嫌悪感や罪悪感を例に漏…
プロローグ 家では飲まないが、お酒の大好きなタクオ(男・23)は、東京中の酒場を飲み歩いている。 家と職場は「池袋」
前の記事でビジョンに触れたので、そのビジョンについて細かく書いておく。 何言ってんだこいつと思うことが多いし、そりゃお前には無理だろうと思う人も多いかもしれない。 でも僕はそう思っていない。そういう理由も含めて書いていく。 小説家だけで食べていくという考えは古い なぜ古いのか 新しい方法 ブランディング 小説家だけで食べていくという考えは古い 間違えないでもらいたいのは、別に小説家だけで食べていく…
つきまてさんは『図書室 百物語 香水』の3つのお題で作文を書いてみてくださいhttps://shindanmaker.com/148000 shindanmaker.com 黙もあらむ 時も鳴かなむ ひぐらしの 物思ふ時に 鳴きつつもとな(万葉集,詠み人知らず) 風に吹かれててできたカーテンの隙間から聞こえてくる蝉の声がうるさい。それに交じって聞こえてくる体育の掛け声に一瞬気を取られてから、黒板へ…
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