ジャンル問わず小説を書いている人のブロググループです
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起きてから外出まで3時間30分かかりました。あと30分は短縮せねば。 昨日の反省から家以外の勉強場所を二箇所にしました。近所に2つの図書館があるので、それらにしました。場所を変えるのは気分転換できるので、正解だったと思います。 一度帰宅してから、再び外出するのに30分かかりました。どうやら私は家を出るための仕度に、わざと時間をかけているきらいがあります。もっと「何時までに〇〇に行く!」と意識するべ…
物心ついた時から、ませた 子 ガ 供キだった。 「ママ、ぼくにもやらせて」 「卓也がもう少し大きくなったらね」 母親に限らず、こんなやり取りは何度してきたかしれない。 大人の世界に憧れ、そのたびに子供だからとあしらわれる。 同年代の男の中で一際背が低かったのも、俺が子供扱いされる一因だったに違いない。 14歳の時、初めて女性に告白した。 好きになったのは、社会科の非常勤講師だった。 夏休みの終わり…
運命の相手との出会いは予測できないものらしい。運命は準備ができていようができていまいが訪れる。例えば夜行バス明けで最悪に化粧ノリの悪い朝でも。 運命の相手とは何か、と言われたらわたしにも定義はよくわからない。ただ、彼が自信満々にそう言い切るので、そうかもしれないなと思い始めたのだ。 彼とは夜行バス降り場の近くにある24時間営業のカフェで出会った。お互いスーツを来ていて、聞かなくても就活生だとわかる…
書けるものと書けないものがある 自分の筆力では扱えないテーマや題材というのがある たとえば 法の世界に明るくないのに 法廷ドラマを書くのはかなり難しい もちろんテーマや題材はとても大事 デビューできるか否かも そこにかなりかかってると言ってもいい でもどんな題材でも 書き上げないと作品にはならない どんなに小さな題材でも 細部に気を配り、 小説として良いものにすることは可能だ 書けるものをちゃんと…
どうしてわたしのギターのことを? という疑問は口にだされるまえに北川くんの言葉と顔の前で手をあわせてペコペコする、その必死な姿勢によって立ち消えになってしまった。 わたしは肩のストラップをはずして、北川くんへとギターをさしだした。北川くんはうれしそうに――飛びあがらんばかりで、ほんとうにうれしそうだった――受け取って、しばらくためつすがめつ、わたしのギターをニコニコして眺めていた。 その様子につい…
寝たつもりなのに寝ていないなんてことがありえるのだろうか。 布団のなか、スマートフォンの画面を見ながら向井沙知は考えた。時刻は0時17分。寝るまえに見たときも同じ時間だった。 といっても0時17分きっかりに寝たわけじゃない。 寝つくまで時間がかかった。1時間近く布団のなかで眠気と遊んでいた。眠いのに眠れない、ということが子どものときからあった。 ようやく意識が消えて、目覚めてスマートフォンを取った…
と言うことで、泣く泣く91を見送りました(泣) ネットを見てたら文学フリマというものを知った、知ったら今度は応募した、通ったので瀕死になりつつ作品だします(謝罪) 第23回文学フリマ東京 (2016/11/23) 開催地 東京都大田区平和島6-1-1 東京流通センター 出店作品「Strike Down」 ジャンル:ライトノベル ブース番号:【F-21】 こんな具合にさせて頂きました。本当皆んな頑張…
※ちょっとネタバレがあります。大学の同級生五人で久しぶりに飲み会をした。八月にそのうちの一人の結婚式で顔を合わせたばかりだが、披露宴では主役とゆっくり話す余裕もなかったので日を改めて飲み直そうということになったのだ。まずは近況。それから結婚祝いということもあって、主役に対する質問をいくつか。そのうちに質問も尽きて、会の中で唯一恋人のいる様子もない友人にふと「彼女いないのか」を皆で訊いた。いない。な…
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