詩が好きなひと、集まってください。 詩で、気持ちを、かいてみよう!!
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頸動脈を狙って撃ち込まれた向日葵の熱量をまともに受けて 血しぶきを放ちながら夏が終わっていく matinee 「あれ、あの時いなかったっけ?」と言われる人は人気者で みんなで行った海の思い出に私はいない 豆知識 出席者名簿の最初の5人に名前を書かれた人は将来有望 私は電話口で「今どこにいるの」と聞かれ、2つ次の駅名を答えてしまう yes、and、yes、and、で成り立たせる 人生は即興劇だ 居心…
連日、不安定な天候が続き、晴れていても急に雷雨となり「晴れ時々雷雨(豪雨)」や「晴れのち雷雨(豪雨)」の天候が続いています。 皆様も、ゲリラ豪雨、線状降水帯、雷、川などの増水には気をつけてください。 私が選んだ本日の1枚の写真。 不定期にアップします。 今日は雨なので、私が好きな雨の写真を1枚・・・ 憂鬱な雨ですが、雨の日も悪くないと思っていただければ幸いです。 http://hollyhocks…
雨の色が透明になるこの街で 小さな家が建っていた 涼しげな白い壁と 素朴な木のテーブル 青い窓はいつも開いている 中にいるのは優しげな少女 これからテーブルクロスを敷いて 花瓶を飾るのだろう 海を渡る風が通る カーテンが柔らかく揺れている 余計なものなど何もない ああ なぜか涙が出そうだ もう夢でしか描けない夏の日
無限大の刹那の中でお知らせ 「更新停止」掲載。Laboratory雑記 「更新停止」掲載。
続き。 それから、ふらふらと公園を散歩した。見ると、芝生の上には寝ている人がちらほらと落ちていた。園内にあるカフェにも、テーブルや椅子の間で眠っている人がいた。ぼくと同じように定まった宿を持たない人々が、公園のなかでしっかりと休養をとっていた。 大きな池の周りには、ハトやらカモやら白鳥やらがたくさん集まっていた。さっきまでいた騒々しい場所と、その密度は変わらないにも関わらず、やはり輝きがまったく違…
私は、暗く何もない空間にいる。コンコンと、ドアをノックする音が聞こえた。「本当にしたいことは何か」という問いが聞こえた。 依然、私は暗く何もない空間にいる。いや、そこは何もない空間では無かった。そこは何もかもがひしめき合っている空間だった。私を含めた何もかもが、隙間なくぎゅうぎゅうに詰め込まれた空間だった。隙間がない。一つ一つを個別に認識できない。距離が無いから、まるで何もないかのように錯覚してい…
運動会となると かあさんがスイカを買ってきてくれたそれは冷蔵庫が小さかったせいで洗濯機にいれられて冷やされた 運動会よりかあさんのスイカが好きだった かあさんが入院した時 僕は中学二年生で無菌テントでたくさんの管に繋がれたかあさんを見るのがつらかった かあさんは母親に 「わしはそんなに悪いように見えるかい?」と聞いたそうだ 僕はかあさんの姿を見るのが嫌であまりお見舞いに行かなかった かあさんは母親…
春の芽吹きが始まる時は始まりと終わりが重なる季節。 桜の花びらが優しいピンク色で送り迎え。 新しい友と出会い、いつも一緒にいた仲間と離れる時。 笑顔と涙が交差して出会って離れてまた交差する。 たんぽぽの綿がフワフワ浮かぶように、 期待でフワフワ。不安でフワフワ。 進むべき道に覚悟を持って歩き出す向上心豊かな人。 不安だらけだけどその重い足取りを一歩踏み出す勇気ある人。 歩いて走って、疲れたらまた歩…