民主主義を脅かす投票率低下 - 日本経済新聞

衆院選の投票率が2回続けて過去最低を更新した。2人に1人が棄権である。この傾向が続けば、選挙結果を民意と呼べなくなる日が来ても不思議ではない。民主主義の危機といってよい。どうすれば有権者の選挙への関心を高めることができるだろうか。投票率が大きく下がり始めたのは1990年代に入ってからだ。95年の参院選の投票…