民主主義の土台たる「知る権利」を守れ - 日本経済新聞

国が保有する外交・防衛などに関する重要情報の漏洩に厳罰を科す特定秘密保護法が施行された。国の安全を保つことは政府の重要な責務のひとつだが、国民の「知る権利」が侵されれば、むしろ国益を損なう。政府が自身に都合のよい運用をしないか。厳しく目を光らせる必要がある。憲法は主権は国民にあると定める。とはいえ…