日米はTPP決着の意志示せ - 日本経済新聞

通商交渉に瀬戸際の攻防はつきものである。だが、交渉当事者の間で、どのタイミングが交渉の最終局面なのかという認識がずれる場合がある。ワシントンで開いた環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐる閣僚協議で、日米の呼吸が合わなかったのが残念だ。甘利明経済財政・再生相は「今回が最後」と語って、フロマン米通商代表部…