認知症の現場で「当事者の声」はどう扱われるべきか

今回の紀子さんの件で私たちが当惑するのは、それを決めるまでのプロセスがあまりにも性急であったことであり、しかも、私たちばかりでなく、紀子さん本人さえもほとんどそこに関われないままに事が進んでしまったことである。