コラム:ドル円は「日米の限界」に挑戦、来年130円も=山本雅文氏

10月初めにかけてのドル円相場の110円への上昇は、早期の米利上げ開始を見込んだスピード違反であり、その後の105円台への調整はやや幅が大きかったものの必然だったと言える。他方、今回の10月末以降のドル円上昇は、日米当局が自身の行動の帰結を理解した上で、確信犯的にドル高・円安政策をとった結果と解釈…