焦点:GDP悪化で14年度マイナス成長か、アベノミクス正念場

2014年7─9月期国内総生産(GDP)が2期連続のマイナス成長となり、14年度全体でもマイナス成長になる公算が高まっている。仮に10%の消費増税が延期された場合でも、足元の民需の弱さを補うことは難しいとの分析が広がっている。デフレ脱却と財政再建の二兎を追うアベノミクスは正念場を迎えようとしている。