八卦見豹馬 吉凶の剣(二) 鬼将、討つ

己が思いを叶え、道を知らしめよ! 八卦見で身を立てようと意を決した榊原豹馬。だが見料を三百文と高額にしたため、訪れる客はまったくいなかった。そんな豹馬の下に、天現寺のお駒がお絹という若い女を連れてくる。どうやら訳ありらしいのだが……。